昭和二十三年十二月十八日御講話(14) 光録02

 〔 質問者 〕先日、ラジオで交霊会について放送しておりましたが……

 あれは、あんなふうに霊のことを鼻であしらうことをもって文化人らしく見せる……という迷信にとらわれているのであって問題になりません。あるとき英国の交霊会にノースクリフの霊が出て、メガホンを通じて話をした。で編集長が会ってみたところ、どこそこにどういう原稿があるとか、なにはどうしろとか、いろいろ指図した。はたしてその言われた通りに原稿などもあり、いよいよ新聞事業がうまく行ったので、ノースクリフは死んでからも新聞経営をやった、と言われてます。

「『御光話録』二号、岡田茂吉全集講話篇第一巻」 昭和24年01月08日