昭和二十三年十二月十日 御講話(4) 

〔 質問者 〕轢死溺死者などの変死者の霊は地縛の霊と言って、相当の期間その死の場所から遠くはなれることができず淋しがって、ほかの霊を招く。これが魔の踏切とか魔の渕とか言われるゆえんであることはご存じのことと思います。そして、お仏壇にその人の位牌をに祀り供養する場合は霊はその位牌に来れるでしょうか。

 来れません。しかしお祀りする人々の想念によってその霊に伝達し、その功徳で霊は浄まり地縛の期間が短縮されます。よく供養をなすべきです。

「真実分会『真実会ニュース』創刊号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p1」 昭和23年12月10日