昭和二十三年十二月八日 御講話(8) 光録(補)

〔 質問者 〕葬儀の際、帰幽した御霊に上げる祝詞は天津祝詞でしょうか、あるいは善言讃詞でしょうか、または両方上げるべきでございましょうか。

 これは両方が本当です、が、神道には別にその祝詞があるからそれを上げればよい。ふつうは式が神式なら式のあとで天津祝詞を、仏式ならお経のあとで善言讃詞を上げればよろしい。この道の信者が集まったときはみんなで上げるのが本当です。

 〔 質問者 〕それは神様に上げるのでしょうか、亡くなった御霊に上げるのでしょうか。

 亡くなった霊に上げる。その霊だけでよろしい。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年12月08日