昭和二十三年十二月八日御講話(5) 光録02

〔 質問者 〕世間ではよく弁財天や稲荷などを自分の守護神とする人がありますが、これは信頼できましょうか。またこれらの守護神は本副ならびに正守護神とどのような関係にあるのでございましょうか?

【 明主様 】 これは信頼できます。そしてその守護神はお願いをされると御利益を授けないわけにゆかないのです。御利益を授けないと本分を尽さぬことになるのです。しかしだいたい力がないから邪神に負けてしまいがちです。これは正副守護神とは別であって、正守護神に力を増してくれたり、副守護神に命令を下したりはしてくれます。だから守護神といっても間接的守護神です。〇〇稲荷では守護神をいただくということをしますが、これはやはり御守りで、結局狐の眷族がつくのです。眷族なんかは何万、何十万あるか判りませんから。そしてそれがいろいろ言うことを聞いてくれるのです。しかしそれも例えば芸者が旦那に会えますようにといったふうな低級な願いを叶えてくれるが、正神系の神様は決してくだらない願い事は叶えません。これらの守護神は体に憑いてます。まあ居候ですね。

「『御光話録』二号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和24年01月08日