昭和二十三年十二月八日 御講話(3) 光録(補)

 〔 質問者 〕観音様、大先生様におすがりするということはいかが考えさせていただけばよろしゅうございましょうか?

【 明主様 】急所に当てるほうが治りやすいのであって、観音様や大先生にすがるということは、悪くはないがそれがあまりしつっこくなると自力になってしまう。要は自分は観音様の道具だという想念で御浄霊をすればよいのです。霊にも体にもあまり偏らないことが大切であり、治病の一般原則は霊を患者の体に深く入れてやることです。例えば胸をやる場合は背中を狙ってやる気持ちで御浄霊をすればよい。もう病人自身に治病力があるのだからそれを利用したらよいのです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年12月08日