昭和二十三年十二月八日 御講話(10) 光録(補)

〔 質問者 〕夫婦、親子などの間で、ある人が他の人の犠牲になることがよくありますが、このような「人間関係の犠牲」はどのように判断いたすべきでしょうか。

 ちょっと抽象的で判りにくいが……

 〔 質問者 〕生活能力のない夫に七年間仕えてきた妻がついに愛想をつかして離れてしまったということにぶつかったのですが……

 それはね、その妻にその犠牲になるだけの罪があるのです。だからある時期まで待つべきです。我慢して待っていれば自然神様が主人と別れるようにしてくれるのです。その場合信仰心があるとその間の苦しみも軽いしその時期も早く来るのです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年12月08日