〔 質問者 〕潮の満干が人間の生死に関係するわけ。
潮の満干は月の引力によって起るので月の引力とは月の呼吸作用である。月も一日一回ずつ呼吸するわけである。
太陽は人間の霊の本であり、人間の体の本は月である。故に胃脳肝腸腎というように人体内の機能の大方は月の字が入っている。ただ心臓の心は月がない。これは太陽からの火素を吸収する器官だからである、心臓の心の字の右の点を左へおけば火となるのもおもしろい。
かくのごとく人間の肉体は月と密接な関係があり月の霊線は肉体と繋がっているので、月の呼吸が人間の生死に関係するのである。
「『地上天国』創刊号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年12月01日