昭和二十三年十二月一日 御講話(7) 地天01

〔 質問者 〕虹が七色になり丸くなって出るのはどういうわけでしょうか。

 虹が七色になるのは学説のごとく、太陽の光線が分光されたもので、七色の色彩を塗った円板を回転さすと白く見えるが、それと逆の理によるのである。空中の水の粒子すなわち水蒸気の濃度が感受性の鋭いためプリズムの作用をして分光するわけで、これも神様が造った一つの天然の美である。

 丸くなるのは太陽でも月でもそうであるが、すべて物質は円状であるのが原則である。

 神様と人間霊も移動するとき丸くなって行くのである。

 私の腹の中にも丸い光の玉がある、その光が御守を通じて働くのである。

「『地上天国』創刊号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年12月01日