昭和二十三年十二月一日 御講話(5) 地天01

〔 質問者 〕趣味として魚釣りをすることは差し支えないでしょうか。

【 明主様 】 これは趣味として熱中しない程度なれば差し支えない。ただあまり凝ると魚の祟りがある。私は若いころ釣りに凝って指が腐ったようになった経験がある。これはみみずと魚の怨みで、特にみみずは龍神の一種であるから祟るのである。しかしあまり凝ると、魚釣りの殺生の罪よりも、なまけの罪のほうが大きいことになるから注意すべきである。人間は常に五体を有用に使うよう心掛くべきで、特に頭を使うほうがよい。頭は使うほど発達し長生きをするから、頭を使う学者、僧侶などはそうである。あまり使わぬ野蛮人などは割合に早死にするをみても知らるるのである。

「『地上天国』創刊号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年12月01日