昭和二十三年十一月二十八日(9) 御講話 光録01

 〔 質問者 〕ある人、土蔵の白蛇を殺しましたが、これは人間より上でしょうか。また祀る場合いかがいたすべきでしょうか。何年くらい祀るべきでしょうか。

【 明主様 】蛇はね、どんなのでも人間より下ですよ。同様にどんな立派な稲荷でも人間より下です。以前ある人が稲荷を祀るとき「正二位」と書いたので狐が怒ったことがあります。たいした手間ではないから「正一位」と書いてやることですね。龍神なんかはあまり祀らないほうがいい、面倒ですから。この場合はその家か土地の名前をつけて〇〇明神とし、言葉で「焼け死んだ龍神の方々、御一緒にお祀りいたしますゆえ、ここにお鎮まりください」と言ったらよい。お供えものは月一度霊の好きそうなものを上げればよい。すべてああいうものはお祀りは月一回するのです。またお宮は、はすっかいになってもいいから光明如来のお祀りしてあるほうへ向けたほうがよい、光を浴びて早く向上するから。で、三年も祀ってやればいいでしょう。そうすると龍神は昇天して行きます。昇天のときはよく夢なんかで知らせがあります。

「『御光話録』二号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p322~323」 昭和24年01月08日