〔 質問者 〕患者を御浄霊する場合、霊的動作を表わすことがございますが、その先生によりその土地により相違がありますようですがこれはなぜでしょうか。
これは無論ありますよ。憑いている霊がその先生より上の場合と下の場合があり、上の場合には「お前さんには言えない」と言うし、下の場合には「お前さんは偉いから話をする」と言う。狐なんか殊にそうです。結局それは光の多い人に頭を下げるわけです。……霊が浮くというのは苦しいから浮いてくる場合と、また霊によっては憑いてからまだ短時日だと浮きやすいということもあります。土地ということにはあまり関係ないが、土地により霊懸りの多い
のと少ないのとはあります。狐の親玉なんかがいればその子分もその辺にたくさんいますから。
〔 質問者 〕よくその先生に力があるからだとか、あるいはその先生にそんな霊が憑いているから同じようなのが集まるのだとも聞きますが……
先生によることはあります。が、その人により霊が集まるということはないですね。
「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年11月28日