〔 質問者 〕御浄霊により病人が霊的動作を表わすことがございますが、その御浄霊する先生によりあるいはその土地により相違がありますようですが、これはなぜでございましょうか。
【 明主様 】これは無論ありますよ。憑いている霊がその先生より上の場合と下の場合があり、上の場合には「お前さんには言えない」と言うし、下の場合には「お前さんは偉いから話をする」と言う。狐なんか殊にそうですが、結局それは光の多い人に頭を下げるわけです。……霊が浮くというのは光により苦しくなって浮いてくる場合と、また霊によっては憑いてからまだ短時日だと浮きやすいということもあります。土地ということにはあまり関係ないが、土地により霊懸りの多いのと少ないのとはあります。狐の親玉なんかがいればその辺には子分がたくさんいますから。
〔 質問者 〕よく、その先生に力があるからだとか、あるいはその先生にそんな霊が憑いているから同じようなのが集まるのだとも聞きますが……?
【 明主様 】その先生によるということはあります。が、その人により霊が集まるということはないですね。
「『御光話録』二号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p320~321」 昭和24年01月08日