昭和二十三年十一月二十八日 御講話(12) 光録(補)

〔 質問者 〕某教導師の兄(一七)弟(一二)が九カ月の間をおいて死亡約八〇間ほど離れた所に稲荷があり、その祭の日に兄は死んだ。これはなにか関係がありましょうか。

 なにか祀ってもらいたいのかもしれませんね。月一回くらいお詣りしたらいいでしょう。憑依霊でもたいていは離れられない。離れずに副霊になっている。しかし執着のないものは離れます。狐霊が憑依するとよく肋膜を起すことがありますよ。行者などが狐霊を追い出したってまたついてしまう。霊界には住宅難の霊がたくさんありますからね。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、19481128、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年11月28日