昭和二十三年十一月十八日 御講話(11) 光録(補)

〔 質問者 〕アザ、イボ、ホクロなどはなぜできるのでしょうか。

 アザには黒と赤の二種類ありますが、黒は怨みの霊でそれが霊に染みついて、霊界での浄化でも取りきれないうちに生まれた場合です。例えば肩を切られて死んだ場合、その怨みが向こうの肩へ行くんです。赤のアザのほうは自分が斬られたり槍で突かれたりしたが、やはり霊界で不浄化のまま再生したのですよ。ほくろは運命のしるしです。口のはたのほくろは食いぼくろと言って食うに困らない。私は二つありますよ。首すじのは着ぼくろと言って着物に困らず、目の縁のは泣きぼくろと言いますね。それから鼻にほくろがあれば必ず陰部にもほくろがあります。こういうと大先生はどうしてそれを調べたかと聞かれるかもしれませんがね。いぼもとれるのととれないのとあります。やはりその人の運命のしるしですね。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年11月18日