昭和二十三年十一月八日(8) 御講話 光録01

 〔 質問者 〕片仮名、平仮名、漢字の起原とその働き、および漢字制限が行なわれたり、小学校で片仮名を教えませんが、これはいかに考えるべきでしょうか?

【 明主様 】漢字は一番古く、次は片仮名、一番新しいのは平仮名です。また漢字は体で仮名が霊だからぜんぜん漢字をなくして仮名だけにしてしまうのはいけない。言霊を表わすのは仮名ですから。姓名判断でもいままでのは言霊の音は研究されてない。字を見た感じとか、画数、陰陽、または五行で判断するがこれはその先生によってもいろいろ違う。例えば大森の熊崎ケイゴという人は六を六画、五を五画としていました。……絵なんかでは墨絵は霊で彩色画は体であり、また書は霊で絵は体になります。漢字制限はいいですよ、必要ない字まで憶えることはいりません。しかし片仮名はいりますね、英語なんか書くのはやはり片仮名でなければ、「とるーまん」では感じが出ません。片仮名は霊であり男、火、直ですが、平仮名は体であり女、水、曲です。

 〔 質問者 〕平仮名の名前は画数をどのように数えるべきでしょうか?

【 明主様 】平仮名の画は「い」は二画、「ろ」は一画です。

「『御光話録』一号、岡田茂吉全集講話篇第一巻p307~308」 昭和23年12月08日