〔 質問者 〕国常立尊御引退後、火の系統の者は罪穢なしで過ごしてきたでしょうか。
【 明主様 】 国常立尊とかなんとかは言わぬことにします。連合軍が日本の神道を非常に注目していますから、国常立尊とか天照皇大神とかは言わぬほうがいいですね。そんなことを言っても今日の生活になんら関係がない。連合軍は日本が再び戦争しないように、日本人をキリスト教化しようとしてます。いままでの神道は天照皇大神から天皇を結びつけ戦争に協力してきましたからアメリカはこれを嫌うのです。何々の尊ということはあまり好きでない。いままでの神国思想は間違いです。日本だけが神国と思ってはいけない。神様は人類を公平にお救いになり、決して日本だけを救われることはないのです。……この道でも外国で同じようなのが出ているかもしれません。……だから、日月地大御神はエホバでありメシヤであり天帝と同じものと考えたらいいのです。支那の至聖先天老祖なんかたいしたものですからね。
「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、19481028、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年10月28日