昭和二十三年十月十八日 御講話(1) 光録(補)

 〔 質問者 〕『天国の福音』中に肺病で死んだ娘の霊が天人になって兄に忠告に来たと拝見いたしますが、病死した霊も天人になれましょうか。またこれは大先生がお祀りくださったためでしょうか。

 病死した霊でも子供や処女は非常に天人になりやすい、汚れが少ないから。特に私が祀ったのは天国ですぐに救われる。ふつうの人ではそうは行かないが、しかしこの道の信者が祀ってやれば、ほかの宗教の人が祀るよりずっと早く救われます。また病死しても霊界ではずっと治りやすい。

 〔 質問者 〕この世で悪事をした人はいかがでしょうか。

 御浄めで救われる。が、罪が重ければ地獄へ行き、軽ければ八衢ですむ。中には地獄へ行っても改心しないものもありますからね。そんなのは最低地獄です。平沢は極寒地獄ですね。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p506」 昭和23年10月18日