昭和二十三年九月二十八日 御講話(2) 光録(補)

 〔 質問者 〕人間の個性と霊の個性の関係について……

 これは連なりがある。人間の個性は霊の個性が表われるんだから。ただ見た目には違うように感じる。それは両親やその人の動物霊によって違うのです。二重人格はそれです。

 〔 質問者 〕向き合って話をしている間にも違った半面の表われる人がありますが……

 正守護神と副守護神が出たり引っ込んだりするのです。迷いとはそれです。いまの人はほとんどみんな魂が曇っているので副守護神のほうが表へ出てしまう。そこで間違いをするのです。そして失敗したり後悔したりするのです。だから私は「人生は後悔の連続だ」と言うのですが、曇りがとれるに従って魂が輝き判断が正確になるのです。人間はよくできていて失敗したり苦しんだりして行く間にだんだん曇りがとれるのです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、19480928、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年09月28日