昭和二十三年九月二十八日 御講話(17) 光録(補)

 〔 質問者 〕蛇を殺した場合祟ることはありましょうか。

 無論あります。仇討ちをします。……私は蛇を見つけたら殺させて人の踏まぬ所へ埋め、祝詞を上げて「次は人間に生まれて来るように」と言ってやるのです。殺してやると喜ぶのです。だから祀ってやった後、私自身気持ちがよい。これはなぜかと言うと、蛇は自分を醜いと思い早くその一生を終わりたいのです。執着のため人間から蛇になったのもたくさんあり、これを殺すと祟ります。よく古い家にいる青大将は殺してはいけません、祖霊ですから。……青大将以外ならあんた方が殺して祀ってやったらよい。そのほかヒキ蛙にもよく霊が憑ってますね。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年09月28日