昭和二十三年九月十八日 御講話(9) 光録(補)

 〔 質問者 〕キリストのはなんでしょうか。

 あれは霊でもってついてる邪霊をとってやったのです。だから中風なんかも非常に早く治ったのです。御木徳一の先生の金田徳光という人は非常に偉い人でしたが、当時の官憲からたいへんな圧迫をうけたのです。いまでも大阪のほうに徳光教がそうとうあるようです。信仰療法で他人の病気を引きうけるのはいままでいろいろなのがたくさんありましたが、だんだん霊界が昼になるとできなくなるのです。天理教もそうです。人の病気を引きうけるほうの一番の親玉はキリストで、ともかく全人類の罪を贖うというわけですからね。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年09月18日