昭和二十三年九月十八日 御講話(13) 光録(補)

 〔 質問者 〕観音様の御力が御守りから紐を伝わり体に入りそして手から出ると考えてもよろしいでしょうか。

 そうではない。御守り自体へ霊線を通って光が行き、それが御守りに入り、それから手から出るのです。紐は金属でもいいのですよ。むしろ首にかけることに意味があるので、戦争中軍隊などでは首にかけていると裸になったとき取り上げられるので腹巻に入れるようにしていたが、これはやむを得ない事情があるからで、事情がないのに勝手にやってはいけない。夏は裸になるから斜めに腋の下にかけてもよい。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年09月18日