昭和二十三年八月二十八日 御講話(8) 光録(補)

 〔 質問者 〕「果報は寝て待て」とのありがたいお言葉をいただいておりますが、難関にぶつかったときいかに考えたらよいでしょうか。イ最善の努力が払われなかったか。ロ神様が止め給うたのか。ハ邪神が邪魔しているのか。ニ時期でないのか。

  「果報は寝て待て」とは寝て待つほどにゆったりすることです。果報を追いかけてはいけない、来るのを待つということです。このイからニまではみんな合ってますが、最善の努力とはどの程度か分からない。これは智慧です。だから智慧の足らなかったことが多いのです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年08月28日