昭和二十三年八月二十八日 御講話(15) 光録(補)

〔 質問者 〕流産の子は何月くらいから祀ったらよろしいでしょう。また石鹸や歯ブラシは世間並に朝夕使ってもよろしいでしょうか。

 胎児は五カ月から人間の部に入る。だから祀らねばならないが、その方法は大人のような葬式はいりません。よく胎児をアルコール漬にするが、霊はこれを非常に嫌うものです。よく死んだ赤ん坊の霊が来て母の肩へとまることがありますが、そうすると急に肩が重くなったりします。石鹸なんか大いに使ってよろしい。歯ブラシは朝だけでいいでしょう。また歯ブラシのため歯が悪くなることはない。みんな薬のためです。歯を磨くとき、歯よりむしろ肉を磨いたほうがよろしい。歯ぐきから血が出たりすると歯がしまってきます。劇しい歯痛は膿が骨に孔をあけるからで、そのときの膿はほとんど薬です。ほかの場合でも劇痛は薬毒と思って差し支えない。私の子供は生まれたときから薬を服ませないので痛みなんかほとんどないですね。鬼歯というのは膿の固まり……毒結があるため歯が曲がって成長するのです。治ります。歯磨粉も薬の強いのはいけない。以前坂井のほうで作っていたでしょう、あれがいいですよ。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年08月28日