昭和二十三年八月八日 御講話(10) 光録(補)

 〔 質問者 〕教導師の中には御浄めしている患者の悪い部分と同じ場所に痛みなどを感ずる人がありますのはどんなわけでしょうか。また患部を御浄めすると教導師の手にひびくのはなぜでしょうか。

【 明主様 】人間には日の系統と月の系統と二つあるのです。そして月の系統の者は先方の病気を引きうけるのです。ちょうど洗濯すれば水が汚れるように、水の汚れだけ引きうけるのです。これはしかたがありません。ひとのみちの教祖御木徳一も水の系統の人で、お振替といって病人の苦しみを引きうける、が、だんだん自分が苦しくなってくるので毎月二五日にお祀りをして神様にお振替を願うのです。しまいには準教祖というのを一〇名くらい作っていた。観音様の御守りをいただいても月の系統の人は引きうけることが多いが効き目は同じです。日の系統の人でも大勢御浄めすれば引きうけることもあります。それから感じ方にはいろいろありますが効果には関係ありません。またいままであったいろいろの信仰療法は水の系統です。

 〔 質問者 〕十干や十二支はいかに考えたらよろしいでしょうか。

【 明主様 】これはね、今度出す本に詳しく書きますからそれを見なさい。

 〔 質問者 〕「神風」や「神龍」の御額をかけさせていただいてもよろしいでしょうか。

【 明主様 】ええ差し支えありません。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p463」 昭和23年08月08日