昭和二十三年七月二十八日 御講話(18) 光録(補)

〔 質問者 〕墓相学について……

 よく墓相学というが、これは一つの学問と言っては変なものだ。が、ある程度は当たります。自然石を墓石に使うのは悪いとされている。それは悪いはずで、自然石は庭石などに使うものだから。墓はやはり墓の形をすべきで、霊によっては自然石を嫌うのもあるのです。仏も墓の形を気にするし、また霊が墓に来たとき墓石が法に合っていたほうがよい。

 生きているうちに墓石に戒名を彫っておくのはちょっと手まわしがよすぎますね。

 寄せ位牌をするのはうそです。面識のある人の位牌は一体とし、面識のない人の分は先祖代々の中に入れてもよい。

 再婚したら先妻や先夫は適当に祀ったらいいでしょう。あまりていねいにすると嫉妬されるから。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年07月28日