昭和二十三年七月二十八日 御講話(14) 光録(補)

 〔 質問者 〕天の誓約について御教えをお願いいたします。

 琵琶湖のそばに八洲という所があるが、その川原で約束したことと思う。天照皇大神が日本を統治しておられたところへ素盞嗚尊が来て武力を振りまわして領土を迫るので、それじゃあというわけでそこから西を素盞嗚尊、東を天照皇大神が治められたが、しばらくすると素盞嗚尊がみんなくれといって脅迫したので、大神は信州へお逃げになったのです。……国常立尊のことはずっと以前のことであり、また単に国常立尊と言っても新旧いろいろあり国武彦尊というのもある。今度出す『神秘の扉』という本の中に書きます。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年07月28日