昭和二十三年七月二十八日 御講話(12) 光録(補)

〔 質問者 〕素盞嗚尊に三代あると伺いましたが、それはなんと申し上げまたお働きはなんでございましょうか。

【 明主様 】 初代は神素盞嗚尊、二代が速素盞嗚尊、三代が建速素盞嗚尊で、これは私の解釈ですが、初代は朝鮮から渡って来て日本を統治……というよりまあ占領した。それから大蛇を殺したのは二代目です。これの奥さんが櫛名田姫ですが、初代の奥さんは乙姫です。三代目は大国主命です。この三代目が父子の関係になっているのです。西洋へ行ったのは初代です。そしてやはりその素盞嗚尊が大日如来になっています。ですからそう古いことではない。大六天の魔王はちょっと違う。これは大自在天といってインドの神様です。日蓮の御曼陀羅の中に大自在天は入ってますね。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、19480728、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年07月28日