昭和二十三年七月八日 御講話(8) 光録(補)

 〔 質問者 〕日本系民族は天照皇大神の系統でしょうか、また瓊瓊杵尊はどうなりましょうか。

 大和民族は天照皇大神の系統です。瓊瓊杵尊についてはいまは言えない。これは神秘中の神秘です。血統が違っても霊統は連なるもので、ちょうど宿命と運命のようなものです。大和民族は絶対戦争をしない民族なのですが、この日本へ他から好戦人種がやってきて、それがいつの間にか日本の歴史を作ってしまった。結局いままでの歴史は権力の奪い合いだったのです。しかし日本民族だけではいまのような文化ができず、朝鮮人、支那人、インド人などが入ってきたので文化が発展したのです。入ってきてよかったのです。数で言えば日本は五、朝鮮は六、支那は七であって、この三つで「ミロク」になるのです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年07月08日