〔 質問者 〕姓名学なんかでやってもらうのはいかがでしょう。
これは上手下手があり改名してかえって悪くなるのもある。また悪いからよくしようとしても神様が許さなくては駄目です。以前坂井に名前を頼まれたが、五、六年経ってもできなかった。それは私が書こうとすると嫌になってしまう。これにも時期があり、やたらにつけられない。姓名学のほうでもこんなことがあるらしく、大阪のその道の大家の人も以前そう言ってました。この人は「ある人の名前を見ればその人が何歳のときに改名するかということも判る」と言ってました。私の名前を見て、私の姓名は表面へ立ってはいけない、つまり裏にいて人を使えばうまく行くと言っていました。私も始終思ってるんですが、金のかけ合いなんかも私が行くと駄目なんです。私にはそういう運命があるらしいですね。「大先生は表面へ出られたら……」とはよく聞くのですが、これは駄目なんです。
〔 質問者 〕今後生まれた子供にはどんな名前をつけるべきでしょうか。
ですからね、あらかじめ基本だけは教えて上げますよ。
「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年07月08日