昭和二十三年七月八日 御講話(3) 光録(補)

〔 質問者 〕姓名は運命にいかに影響するのでしょうか。

 字の働きについては今度出す本に詳しく書きますが、姓名の言葉、文字、想念はね、運命に大いに影響しますよ。人が名前を呼んでも言霊が働き、また思っても働きます。それが運命に影響するのです。で、姓名でも文字と言霊の両方から言霊は霊、文字は体となって働くのです。だからいい名をつけなければいけません。が、姓名は生まれながら運命通りつくのです。これは産土の神が人間の手を通してつけられるのです。ふつうの人は名前は人間が勝手につけるように考えているが、実際はそうなのです。だからその人の御魂相応につけられるのです。私の名前は私が生ま
れたとき、たくさんいろいろの名前を書いて神様にお願いしてから赤ん坊の私に取らせた、そのとき茂吉というのをとったのだそうです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年07月08日