昭和二十三年七月八日 御講話(13) 光録(補)

 〔 質問者 〕伊東の町は漁師が大半を占め、いろいろな信仰をしておりますが、このお道はなかなか信じません。いかがいたしたらよろしいでしょうか。

 これは神様にお任せしたらよろしい。ある時期が来れば開けてきますよ。

 〔 質問者 〕漁師は魚類の供養をいかがしたらよろしいでしょうか。

 一年一度くらいは供養したほうがよい。漁村には眼の悪い人が多いがこれは魚の怨みですよ。よく波を見るから眼が悪くなると言うがそんなものではない。供養の方法は供養するつもりでやれば供養になる。観音様のお祀りのとき魚霊と書いて観音様の前に置き祝詞を上げればよろしい。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年07月08日