昭和二十三年六月二十八日 御講話(2) 光録(補)

〔 質問者 〕原日本人(天孫民族)は日本のいかなる地に造り出されたのでしょうか、あるいは地球上のどこかに造り出され日本に渡来したものでしょうか。

 天孫民族というのは漢族なのです。瓊瓊杵尊の系統で、この尊は漢の英雄です。これはユダヤではないかと思われます。ユダヤは昔十二支種族もありそのうち一種族だけ東方へ行ったと伝えられてますからこれが支那へ来てここでなにかやろうとしたが、当時支那は栄えていて事を挙げることができず、そのうえユダヤは放浪性があり定住することがなかった。その中の一部が九州の高千穂に来て・・葺不合尊や神武天皇になったのです。山の上から下へ降りたから天孫というだけで純粋ではないんです。富士山に住んでいたとの説もあるが本当ではなかろう。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年06月28日