昭和二十三年六月二十八日 御講話(11) 光録(補)

 〔 質問者 〕夫婦の先祖の霊を同じ仏壇にお祀りしてもよいでしょうか。
 いいです。そこの夫の先祖の次の位に祀ったらよい。夫婦の霊は片方だけでなく必ず一緒にして祀らなければいけない。妻は妻の先祖を祀ればよいが、主人は先祖のほか、亡くなった兄弟なども祀る。位置は左が上座です。
 養子は女の家が主体になる。養子を迎えるのは養子が女になるのです。名前で「三」の字がついたのはたいてい養子になる。「三」とは女の働きなのです。
 大黒様は御軸の正面に祀るのがよいが、やむを得なければ観音様の左、向かって右でよい。
 床の間の上はなにもかけないのが本当です。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年06月28日