昭和二十三年六月八日 御講話(5) 光録(補)

 〔 質問者 〕心の中に魂があることは判らせていただきましたが、その魂は体のどこにあるのでしょうか。

 人体は腹の真ん中と前頭部の奥とで天と地となり相通じ合っているのです。ですから高天原を人体で言えば眉間です。邪神がつくと眉間へ来たがってしかたがない。眉間を占領すればその人を自由にすることができるから。そこで眉間へ来れぬときはその人を怒らせる。怒ると頭の霊細胞が薄くなるから眉間へ来れるのです。そのうちまた気持ちが平静になり霊細胞が濃くなると邪霊は下のほうへ下がるのです。ヒステリーなんかはこれです。また狐の霊なんか憑くとよくしゃべるんです。女でよくしゃべるのは狐です。また威丈高になって相手にものを言わせないのもそうです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、19480608、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年06月08日