昭和二十三年五月十八日 御講話(7) 光録(補)

〔 質問者 〕天照皇大神と伊都能売大神の御経綸について……伊都能売大神につきましては『古事記』にも出ておりませんが……

【 明主様 】伊都能売大神のことは昔は言えなかった。いい加減にボカしてあったんです。天照皇大神は太陽神で、位は上だがお働きは限られる。伊都能売大神は火と水で、仏界では観音様になる。これに土のお働きが加わって弥勒になるのです。天照皇大神は一つの力であり、伊都能売大神は二つ、弥勒大神は三つの御力となり、これが三位一体で完全になる。

 〔 質問者 〕弥勒大神は土の御力すなわち肉体をお持ちになって御出現と存じますが……

【 明主様 】ええそう、そうです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p406~407」 昭和23年05月18日