〔 質問者 〕霊の研究について
〔 質問者 〕神が必要と認められればその人に霊の研究をする機会をお与えになる。宗教と霊は関係が深いからある程度はだれにも知らされるが、研究しようと思わなくても興味をもっていれば、神様のほうで判るようにしてくださる。ただそのね、概念を得たいのなら本があるからそれを読むのはいいことです。霊的研究に凝ると自分に霊をかけたりするが、これは危険が伴うんです。人に霊をかけたり、霊を浮かせたりすると精神病になります。精神病になって自殺したのを私も知ってます。日蓮宗など霊が浮いてくると「口がきける」と言って喜ぶのですが、これも精神病になるから危い。また狐は畜生だから、こんなのをよく使っていると自分自身が畜生道へ堕ちてしまう。だから行者なぞにはあんがい不幸な人が多いんですよ。
「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p403」 昭和23年05月08日