昭和二十三年五月八日 御講話(2) 光録(補)

〔 質問者 〕天照皇大神、伊都能売大神、国常立命の御関係について……

【 明主様 】天照皇大神と伊都能売大神は関係あるが、国常立命のほうは古いことです。だから関係はないですね。岩戸隠れはつまり素盞嗚尊と争いになってね、天照皇大神がお逃げになったんです。それが岩戸隠れで、信州水上山<皆神山>のことであってそこで一生を終わられたらしいですね。それから戸隠にも行かれたらしく、ここから「岩戸」という言葉が出たんでしょう。後、天照皇大神を慕ってほうぼうへお祀りした。いま判っているのは丹波の元伊勢、丹波の綾部、丹後のマナイ神社<麻奈為神社>その他、宇治山田等です。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p」 昭和23年05月08日