昭和二十三年四月二十八日 御講話(4) 光録(補)

 〔 質問者 〕人間の神に対する冒涜の罪の裁きはどんなものでしょうか。

【 明主様 】病気とか又は非常な苦しみです。

 〔 質問者 〕その場合、病気の症状で判りましょうか。

【 明主様 】判りますね。一家死にたえる、一人ではすまない。神社の大木なんか勝手に切るとひどいですよ。大抵一家死に絶えてしまう。神に対する冒涜の怖しさは私もずいぶん体験しています。その中で一番重いのは、つまりね、昔龍神様<ママ>を押し込めた罪、押し込めた方に味方した罪が大変で、いまはその裁きの時なんです。いままでの特権階級がそうです。これからはますますたいへんなんだが、まああまりはっきりは言えません。結局は祖霊の罪になるわけですね。

 〔 質問者 〕三毒の中の然毒にはこれが含まれているのでしょうか。

【 明主様 】いやいや含みません。この裁きに会うとね、つまりわけが判らずに死んでしまう。ここの町会長は一昨日家内が出会ったとき元気だったんですが、その晩急に死んでしまった。こんなのはそうです。

 〔 質問者 〕唯物論者なんかはいかがでしょう。

【 明主様 】相当な罪です。今に見てらっしゃい判りますから。あれはサタン――赤い龍が支配しているんです。

 〔 質問者 〕この前も宗教家と唯物論者がラジオで対談しておりました。

【 明主様 】ええ私は聞きそこなったですが、私は以前から共産党の赤龍と戦っているんで、いまも戦争中です。今年中にこっちが勝つでしょう。二〇年前にも共産党の者が私の命を取ろうとして匕首<あいくち>を持ってやってきて、それを畳につき刺して脅迫しました。そいつは赤龍ですから顔から首まで真っ赤だった。その要求は金銭上のことではないんですが、それを承知してしまうと私の仕事ができなくなるようなものでした。私の仕事の邪魔をしに来たんです。

「『御光話録』(補)(年代不詳1951頃)、岡田茂吉全集講話篇第一巻p397~」 昭和23年04月28日