昭和二十九年四月七日御講話(1)

大祭のときに「いままでのミロクは五六七で、これからは三六九になる」ということを言いましたが、五日の参拝者が三六九名なのです。神様は「ヘン、ドンナモンジャイ」というところをお見せになったのだろうと思います。神様は自由自在ですから、ときどきそういうおもしろいような奇蹟をやられます。これが∵人ひとり集めても、そうきっちりと数がゆくものではないのですが、それが、まるっきり偶然のように数が揃うということをみても……。神様は霊に言いつけて一人ひとり引っ張ってくるのですから、そうすると「明日は行かないはずだったが、とても行きたくてたまらない。我慢ができない」また多い場合には「お前は今日はちょっと止<よ>せ」となって、ちょうどよい数だけを集めるのですが、実に神様の力と言いますか、腕前と言いますか、どんなことでもできるということが思われるのです。

「『御教え集』三十三号、岡田茂吉全集講話篇第十二巻p325」 昭和29年04月07日