〔 質問者 〕私は東京で戦災に遇いただいま他地に住まっておりますが、相次ぐ物心両面の苦しみに耐えかねつつも救いのお道のため、大いに働かせていただきたいと衷心より願っておりますが、それも思うようにできませんが、どういうわけでしょう。
【 明主様 】これは罪穢がたくさんあるためでもあり、また大きい使命があるからでもある。大きい使命のある人はより磨かねばならない。それがため苦しい浄化はあっても、その人に信仰のある場合神様は必ずそれに堪え得るような奇蹟や、いっぽう良いことを与え希望を持たせてくださるものである。故に信仰さえ動かなければさほど苦しまず必ず一歩一歩好転してくる。故に結局は良くならんがための苦しみと覚るべきである。
「『地上天国2号』, 岡田茂吉全集講話篇第三巻p15~p16」 昭和24年03月01日