この病気は割合多く、治療困難とされております。
症状としては、子宮部の痛み、出血持続、悪臭の白帯下<こしけ>等であります。
原因は、子宮の外部に溜結した毒血と水膿が、時日経過によって濃度を増し、化膿性となって子宮の内壁にまで侵入するのであります。この点胃癌の経路と同一であります。
本療法によれば、驚異的に容易に治癒するので、軽症で一週間位、重症で三週間位と思えばいいのであります。
但し治療の場合、多量の出血をする事がありますから、予<あらかじ>め患者に言明しておく必要があります。そうして出血がある程速く治るのであります。しかし末期で衰弱が余り甚しいのは治療困難であります。何となれば癌腫溶解迄生命が保てないからであります。
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「『岡田先生療病術講義録 下巻(五)』,岡田茂吉全集著述篇第二巻p324」