この病気は、卵巣内に水膿滞溜し、腫脹するものであって、小さいのは鶏卵大以下から、大きいのは小児の頭大又はそれ以上になる事もあります。
これは早期ならばすみやかに治りますが、進んだもの程日数がかかるのであります。しかし気永にやれば必ず治るのであります。しかし卵巣が腫脹していると言われて吾々に来る患者で実際そうでないものがよくありますが、外部から指圧してみて、触感に異状がなければ健全と見るべきであります。
重症は腹膜炎の部に詳説してあります。
軽症で一、二週間、重症で二、三ケ月を要します。
「『岡田先生療病術講義録 下巻(五)』,岡田茂吉全集著述篇第二巻p324 」