岡田先生療術上(一) 【(五)人体の構成】

 人体の構成はヤハリ「火、水、土」の三元原素から成っております。
 地 土……筋、骨、肉、皮--等に相応する
 月 水……血液、漿液等(水分は人間の身体の約七割に当るという)
 日 火……精霊体

 血液は、赤血と白血とに成っております。赤血は「日の霊素」から成り、白血は「月の霊素」から成っております。

 赤血が速く流れるのが、動脈で、白血が緩かに流れるのが静脈であります。--之は、健康時の状態であります。病気になると--、
「月の霊素」は「膿汁」と化し、「日の要素」は「毒血」に化するんであります。

「『岡田先生療病術講義録 上巻(一)』,岡田茂吉全集著述篇第二巻p169」