ラジオの長唄にも気をくばって

 明主様のご夫婦愛についてですが、ラジオで長唄があり、そのとき二代様がラジオを聴いておいでにならない場合など──特に吉住先生の長唄などのときには──必ずそれを、『奥さんに知らせてあげなさい』とおっしゃられるのです。

 『常に誠をもって事に当たりなさい』との御教えをいただいておりましたが、ほんとうに明主様のご誠意と申しますか、お気くばりと申しますか、いつも考えさせられました。

 こういう気持にすこしでもあやからせていただけますと、私どもお互いのあいだでも、一般家庭内でも、ほんとうに和やかに行くのではないかと思います。