お側へ行くと生き返ったよう

 明主様は人使いの名人であられましたが、普通ではあんな人がと思われるような人でも、結構その人のよい点を生かされて、お使いになっておられました。

 いつか、『私はどんな人でも使ってみせる』と笑っておられましたが、欠点よりも美点を引出して、その人を伸ばして下さいました。ですから、だれでもお側へいくと生き返ったように、輝いた顔をして働き出したものであります。