明主様は、節度というか、折り目、けじ目をハッキリつけないとよくお叱りになりました。
お手伝いさんなどでも、どこかへお供で連れて行ってもらって、帰宅しましてからお礼を言わないとよく叱られました。やはり、お礼を言うのが柑鮮僻鮮に戴っていることですから、そうしないとご機嫌が悪いのです。
だから、私も何度か遊びに行っているうちに、その呼吸をおぼえて、食事のお供をしても、また映画のお供をしても、帰ってまいりますと、必ず、「今日はどうもありがとうございました」とお礼を言うようにしていました。そうすると、とてもご機嫌がいいのです。
その点非常に厳しかったようです。