おいしければおいしいと言え

 ある日、ご陪食がいただけた時のことです。

 『うちでも、たくさんの連中にずいぶんご馳走してやるが、おいしいものをおいしいと口に出さぬ者が多い。そんな連中には、もう出すな』と明主様はおっしやられて、お笑いになられたことがありました。