昭和二十四年二月、マッカーサー司令部のニコルス夫妻が、清水町仮本部へ来ました時、明主様は本数について、いろいろご説明されましたが、ニコルス氏は手のひらから目に見えない霊気が出ることに、どうしても納得がいきませんでした。
そこで明主様は、『だれがやっても出来るんだが、中島さん、あんた浄霊しなさい』とおっしゃられて、中島先生は、他の向こうに何人かを立たせて浄霊したんです。すると、向こうの人が咳をしたり、ゲップをする。池の向こうばかりでなく、まわりの見物人もするのです。ニコルス氏は非常に不思議がって、“これは故意にやっているのじゃないか”と疑うのです。そこで今度は後ろ向きにして、向こうの合図で、中島先生が手をあげると、同じように出るのです。そのさまを見てニコルス氏も感心しました。明主様はその光景をニコニコされながら見ておられました。