昭和二十八年秋のご巡行も無事に終わり、京都駅でお見送りしている時のことでした。
明主様からお呼出しがありましたので、「何か御用でございますか」とうかがいますと、『いや、ふとみると顔色が悪いから、気になるので呼んだのだ』とおっしゃられました。出し抜けのお言葉だったので、簡単に浄化気味のことを申し上げますと、『浄化ならば、私に浄霊をお願いしなければだめじゃないか。帰ったらすぐ来なさい』とやさしくおっしゃって下さいました。
それから、初めて碧雲荘へ個人浄霊をいただきにうかがいましたが、ただ一回の浄霊で、みぞおちの下のかたまりが消えました。