何事も投げやりにしない

 明主様は、たいへんな凝り性でした。明主様だけでなく、ここの方はみんなそういうところがありました。また手先の器用なところもありまして、よく『あまり器用貧乏でいけないんだ』なんて言っておられました。ですから、なんでもいい加減に、投げやりにしておこうという気が全然なくて、どこまでもやりとげなければ気がおさまらない方でした。